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28 Apr. 2017

India Tour 2017 Report     Yukimasa Higaki ( UTokyo )

・affiliation :Civil Engineering, the University of Tokyo
・duration :March 12th-20th, 2017
・program :India Tour 2017

3月12日(日)~3月20日(月)の日程で「工学系研究科インド工科大学デリー校と現地企業視察」に参加した。私にとってインド訪問は初めてであったが、体調を崩すこともなく充実した9日間を過ごすことができた。本報告書では、感想を交えながら内容の行程述べ、最後に英語で全体の総括を述べる。

 

Holi祭の体験(3月13日)

Holi祭という、ヒンドゥー教の春の訪れを祝う祭りを体験した。すれ違った人に色粉を塗り合ったり、色水を掛け合ったりする祭りである。全身ずぶ濡れになって寒かったが、インドならではの祭りを楽しむことができた。このHoli祭で、インド滞在2日目にしてさっそく、インドの水を口にしてしまったが、お腹は幸いにして無事だった。

 

授業への参加と研究室訪問 (3月14日)

午前中には構造力学や水理学といった授業を受けた。学部3年生の授業ということもあり扱っている内容はさほど難しくないように感じたが、専門用語などの英語力不足のため、理解するのが難しかった。午後の研究室訪問でも、専門用語が分からず、話についていけなくなることがしばしばあった。専門用語の英語に慣れていく必要性に学部3年生の時点で気づくことができたのは良かったと思う

 

授業への参加と研究紹介 (3月15日)

午前中には鋼構造や水理学、空間情報学といった授業を受けた。この日も上記のような専門用語の英語の必要性を感じた。また、それに加え、IIT Delhiの生徒の意識の高さを感じさせられた。席は前の方から埋まっていき、授業中にも質問が飛び交う。遅刻をする人はほとんどいない。学校には勉強しに来ていると言わんばかりの姿勢だった。私も初心に戻り、勉強に対する姿勢というものを考え直さなければいけないと思わされた。

デリーメトロの工事現場見学及びHondaの工場視察 (3月16日)

午前中はインドのデリーメトロの工事現場を見学した。多少物が乱雑に放置されている様子が目についたが、気になった点はそのくらいで、想像していたよりはまともな工事現場のように感じた。午後にはHondaの工場を見学した。インドの人件費が安いことを最大限生かすために、機械化を最低限に抑え初期投資を少なくしているらしい。「機械化は儲けてから。」という方針は現地に適応したものだろう。海外での事業は、日本のものをそのまま導入するのではうまくいかないことも多いということを実感できた視察であった。

日本コンサルタンツ視察及びデリーメトロ視察とJICA事業説明 (3月17日)

午前中は、日本コンサルタンツでインドの新幹線のパッケージ型インフラ輸出における問題点に関して英語でプレゼンテーションをしてその後、新幹線事業に関して詳しい説明を受けた。午後には、デリーメトロに実際に乗車した。電光掲示板に表示される時間通りに電車は到着し、乗客は整列乗車をしている。日本の技術とともにその文化もしっかり根付いていることを見ることができた。そして、夕方には、JICAの事務所に訪問し、海外事業をする際の難しさやその克服方法など様々なことの説明を受けることができた。

タージマハル及びアグラ城見学 (3月18日)

この日は、往復7時間ほどかけてタージマハルとアグラ城を見に行った。なんといってもタージマハルは壮大だった。息をのむとはこういうことかと思わされた。その大理石で造られた巨大な構造物はムガル帝国の栄華、そしてシャー・ジャハーンのムムターズ・マハルに対する愛の大きさを物語っていた。

 

デリー観光 (3月19日)

この日はインドにいる最終日ということもあり、朝7時から観光した。レッド・フォートと呼ばれる城塞やシク教の寺院、レールミュージアムなどに行った。シク教の寺院では、現地の人に教えてもらいながら、シク教の文化を体感することができた。レールミュージアムでもインドの鉄道の歴史の長さを実感させられた。

Summary

I took part in this program for the following two objective. Firstly, I wanted to interact students in IIT Delhi. In fact, I had time to talk to some students. However, I could not talk about study, because I had not studied for research papers. Therefore I would like to take part in this program once more in the master’s course. Secondly, I wanted to know overseas projects. In fact, I could see construction site in Delhi Metro and learn many overseas projects. It helped me to understand overseas business.

I could also go sightseeing in India, and have a chance to understand Indian culture. For example, I visited Gurudwara Bangla Sanib, one of the most prominent Sikh house of worship. In this place, a man teach me how to sightsee. Thank to him, I could put on a turban, sightsee such like others in this place.

Moreover, I learned many things in India. For example, I think that I should study technical terms in English and improve my English skills. In fact, I could not often understand what technical terms meant and what was said because of my poor English skills. It disappointed me.

In this way, through this program I had great experience. Therefore I thank those who prepared for this program and gave me this chance.